非日常的記述(ちょっとした思いつきコラム)
日常的記述(日々つれづれ)
2025.07.19
明日はまたもやオープンキャンパスです。つい先日OCあったはずなのに、またすぐOCの季節が巡ってきました。7月20日の次は8月2日、その次は8月23日、そして9月15日と、まだまだOC続きます。ここでどれだけ多くの人が来てくれるか、何とか一人でも多く、興味を持ってもらえると良いなと思います。
- 今期の授業もあとわずか。金曜の実践教養講座は、昨日最終回でした。無事に出席者全員が最後のレポート発表をこなしてくれました。月曜は住居学の最終回、授業内で期末試験を行います。住居学では、毎回授業の振り返りを行ってもらってますが、そこで出てきたすべての質問に回答する、という取り組みをずっと続けています。質問と回答をA4に9ポイントくらいの文字でびっしり書いて、例年はだいたい各回2ページ分、去年は1ページから1ページ半くらいがほとんどだったと思いますが、今年はだいたい4ページから4ページ半、多いときには6ページにも及ぶ回答書を書いてアップすることになりました。履修者人数が去年は60人くらいだったのが、今年は90人以上と1.5倍。でもそれ以上に質問の数も増えているように思います。これだけで毎週のように一日がかりで取り組むことになります。月曜に記述式の試験をやって、その採点もけっこう大変になりそうです。
- 大阪万博も、報道ではあまり大きく取り上げられていないようですが、本当にひどいことになっているようです。教養講座で2週間にわたって取り上げたので、その後の動きにも注目していると、どんどんひどい状態が広がっているようです。何の問題かと言えば、外国パビリオンの建設工事費未払い問題です。40いくつのパビリオンのうち、今のところだけで9カ国で未払いが起きている。2割でこんな問題起きているって、どれだけ不祥事なのか。いくつかの問題により、下請けの業者に適切な支払いが行われていない事例がどんどん増えている、ということです。開幕前、万博の工事は遅れに遅れ、絶対間に合わないと言われていたけれど、最後はなんとか駆け込みで間に合わせた経緯があります。このときに、何とかしてくれと泣きつかれて、ほぼ泊まりがけのような形で24時間体制で働いて、何とか間に合わせた業者に対して、その費用が払われていない、という事態が続出しています。下請けの小さい業者なので、数千万円という費用が支払われなければ、倒産するしかない、という状態で、被害者の会が結成されています。全体では数億規模の被害額。業者の中には売れるものはすべて売り払い、大学に進学した子供も退学してもらい、ぎりぎりのところまで追い詰められているとのこと。ここで酷いのは、こんな状況に陥っているにもかかわらず、万博協会はまったく関与せず、大阪市や大阪府に助けを求めても、民間同士の問題なので、当事者間で解決してもらうしかない、という態度で放置されている。国家プロジェクトを成功させるために、文字通り必死で働いて何とか間に合わせ、その結果万博協会や大阪府知事は自分たちが成功させたような顔をしてふんぞり返りながら、その裏で起きている問題に対しては知らんぷりを決め込む、というのはあまりに酷いと思います。そして、こうした犠牲者を踏みつけにして開催されているお祭り騒ぎを、そんな問題が起きていることを無視して楽しめるという来場者の神経も疑わしい。こんな状態で、何がSDGsなのか、何が命輝く未来なのか。
2025.07.13
なんだかあっという間に7月も半ばになっています。今年度になって、渋谷と日野を往復しながら、いろんな会議?打合せに追われているうちに、矢のように時間が過ぎているような気がします。前期の授業もあと1?2回、終わりに近づいている今日この頃です。日曜は隔週でオープンキャンパスがあるので、曜日の感覚もよく分からなくなっています。短い梅雨も明けて(明けたんだっけ?)猛暑日が続いていると思ったら、週明けには台風も近づいてくるらしい。亜熱帯気候みたいになっているのか、季節が巡るのが早いのか。なんだかんだで夏休みも迫ってきているようです。
- 今年の「実践教養講座」のテーマは、SDGs、日本国憲法、大阪万博、ガザ、ジェンダーギャップ、消費税、の6テーマでした。1テーマにつき毎回2週間ずつかかるので、14週のうち最初と最後を除くと6テーマとなります。本当はもうちょっと多くの話に触れられるといいと思っていますが、書いてもらったレポートをグループで共有して、代表者に発表してもらって、とかやっていると、ペースを上げるのがなかなか難しいですね。なるべく時事問題も取り上げようということで、新しいテーマにもチャレンジしています。ゼロベースからいろいろ調べて、何冊も本を読んで、資料を作成して、とやっているので、1テーマ話すのに準備にかなりの手間がかかります。少しでも伝わって、いろいろ自分で考えるきっかけになると良いなと思います。もうちょっと履修者が増えてもいいのにな、と思いますが、去年に比べて今年は倍近く。次回が最終回で、各自のレポート発表してもらいます。
- 今日は9時前に教室を開室しないといけなかったので、8時に家をでれば楽勝、のはずでしたが、大がかりな自転車競技大会が行われる都合で、そこら中の道が大幅規制。野猿街道もニュータウン通りも止められてどうやって日野に向かうか。野猿から平山のほうに右折しようとしたら、信号がまったく変わらなくなり、その間に反対側の車線がすべて止められてしまい、右折することできず。南大沢まで戻って今度は百草のほうを回って北野街道に向かうけど、今度は高幡橋も止められ、ぐるりと回って一番橋を渡ろうとしたら、そっち側は車がまったく動かず。Uターンして高幡不動から万願寺のほうを回って、ようやく大学に辿り着いたのは9時20分くらい。いま規制されたルートを見てみたら、自宅から大学への道がことごとく規制されていました。最初からわかっていれば、回避の方法もあったのかもしれませんが。やれやれ。
これまでの記述
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Status:2025-07-19更新